竹内智香 ソチ 日本 19日 スイス [スポーツ]
ソチ冬季五輪のスノーボード女子パラレル大回転が
日本時間19日夜の日程で行われ、竹内智香選手が
銀メダルを獲得しました。
予選をトップで通過した竹内は、決勝トーナメントに
入ってからも安定した滑りを続け、決勝に進出した。
決勝でも1本目を0秒30リードして2本目を迎えた。
お互いに攻めないと勝てない、ぎりぎりの戦いでした。
それが表になるか裏になるだけの事です。
本当に素晴らしい戦いだった。
予期せぬ転倒で終わった彼女の決勝でした。
でも、今まで挑んだからこそ、今日の舞台に立てた。
竹内智香選手は、スイスのシモン&フィリップ・ショッホ兄弟
などもともにアルペンボード「BLACK PEARL」(ブラックパール)
の開発に携わっています。
ある意味、ゼロからのスタートで銀という結果を得たのです。
日本のアルペン種目で日本の女子選手が
メダルを獲るのは初めてです。
また、男女通じても1956年コルチナ・ダンペッツオ大会
(イタリア)で「スキー男子回転」で銀メダルを獲得した
猪谷千春さん以来58年ぶり2人目の快挙。
スノーボード競技では初のメダルとなります。
スキー競技では、2002年ソルトレイクシティの
「モーグル女子」里谷多英さん以来のメダルです。
試合後のインタビューで、このように答えられています。
-最後の最後まで攻めた姿勢でしたが。
「ワールドカップ3回2位になってきて、最後の最後まで
、同じような負け方をしたので、そこに対しては、
ちょっと成長が足りなかったかなと悔しいです」と、
悔しさをにじませた。
-「当日朝、スタートラインに立ったら調子がいいか分かる」と
おっしゃっていましたが、どの時点で
今日はイケるとの思いましたか?
「プレオリンピックを去年、経験した時に雪のコンディションが
よくなかったので、いろんなパターンをイメージしてきたんです
けど、今日は、本当にオリンピックが味方してくれたかのように
雪が硬くていいコンディションだったので、そのコンディションを
作ってくれたことに感謝します」
-1回終わるごとに、会場に来ているご家族のみなさんや
応援団に手を振られていましたよね。
「緊張もしてますし、いつもと違うんですけど、遠い日本から
応援しにきてくれた人たちに少しでも感謝したいなと思いました」
-日本でも、長く拠点を構えていたスイスでも
たくさんの応援があったと思うんですけど、
そんなみなさんへの言葉をお願いします。
「スイスをはじめいろんな世界中の人たちが
応援してくれだので日本を始め、世界中の人たちに
感謝したいです。ありがとうございました」
異国(スイス)での今までの苦労が報われましたね。
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