パシュート ソチ バンクーバー [スポーツ]
ソチ五輪のスピードスケート女子パシュートで、
日本は4位に終わりました。
39歳の田畑真紀は
「低速リンクでの自分たちのベストを出せても勝てなかった」
2大会連続のメダルを逃し、潔く負けを認めました。
田畑はバンクーバー五輪後、自転車競技に挑戦した。
昨季後半戦からスピードスケートの代表に復帰した。
パシュートチームでは
「五輪経験者は私だけ。自分が調子がいいところを見せて
安心してもらいたい」と
リーダー役を務めた。
22日のパシュート3位決定戦で田畑は直前の準決勝に
出場せず、休養十分の状態で臨んだのだ。
レース中盤までは狙い通りに、ロシアをリードしたが、
徐々に地力の差が出て完敗した。
「個々の力を引き上げられなかったのが一番大きい」
強豪に対抗すらできなかった。
5度目の五輪で外国勢に圧倒された。
「自分たちのやり方に固執しては絶対駄目。
強い国を見てどうしたらいいのか真剣に考えるべきだ」
実力差を肌で感じたベテランの言葉には重みがあった。
「やればやるほど、こうしたいな、ああしたいなというのが
どんどん出てくる。それを自分が試すのか、他の人に
託すのか分からない。とにかく日本のスケート界の
レベルを上げられると思う」
自らの去就も含めて、現状を憂い、打開策を考えた。
この経験を糧に次の次のオリンピックには、メダルを
ぜひ、取ってもらいたいですね。
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