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福家警部補の挨拶 古谷 壇れい [話題]



今回のオッカムの剃刀(後編)のあらすじは、


城北大学講師、池内国雄殺害事件で、
石松和夫警部(稲垣吾郎)らは、界隈で
発生している連続強盗犯による犯行と断定した。


前科のある今井圭三(柳憂怜)の行方を追っていたのだ。


福家警部補(檀れい)は、同大学特任教授、柳田嘉文
(古谷一行)を捜査対象者としていたが、殺害証拠や
動機を解明するには至っていない。


そんな折、今井の遺体が神社の石段下で見つかった。


実は、柳田は、今井をマンションの一室にかくまい、
大学での強盗事件を起こすように指示していたのだ。


酒を飲ませて、柳田は今井を神社呼び出した。そして、
階段の上から柳田は今井を突き落としたのだった。


警察は酔った今井が誤って転落した事故と判断し、
被疑者死亡で一連の事件に終止符を打とうとした。
 

しかし、今井の遺体発見現場で、福家は彼が残した
タバコの吸い殻に疑問を抱くのである。

「誰かと待ち合わせをしていたのではないか?」と。

だが、今井が潜伏していたマンションの部屋から
血液の付着した凶器の金属バットや被害者から
奪った物など、事件に関連する証拠品が次々に
出て来た。


また、間違えて柳田を犯人扱いした福家は
石松に捜査から外され、謹慎処分にされてしまう。


福家は二岡友成(柄本時生)とともに、柳田に
事件経過を説明に行く。


すると、柳田は自分を疑った事を
詫びるよう福家に求める。


あっさりと頭を下げて謝罪する福家警部補です。



福家警部補.jpg




帰り道、今井の死には不審点があると疑う二岡に、
福家はそれも推論にすぎないと否定した。


いつもと違う福家を二岡は心配する。
 

一方、事件解決に安堵するはずの石松も
釈然としていなかったのである。


今井の犯行と決めつけるために、あまりにも
都合良く揃った証拠品の数々。


また、高額なマンションの家賃を今井は
どうやって捻出したのか、疑問に思っていた。


その頃、謹慎中の福家は地方の村にいた。


二岡鑑識係は、捜査資料を返却しに
柳田の元を訪れた。


そこで、助手から池内が柳田に隠れて復顔用の
粘土を購入していたことを知らされるのだ。


捜査資料を整理していたところ、
謹慎していたはずの福家が現れた。


また、今井の事件を柳田が担当していたことから
つながりが見えてきた。

さらに、今井がテレビのクイズ番組の答えを
メモしていたことから、今井には池内が
殺害された同日の同時間帯、アリバイが
あったことが判明する。


福家は、再び城北大学を訪れ、
再び柳田教授に会う。


最近発見された女性とおぼしき白骨を、
柳田教授の指導のもと、復顔しようと試みたい
と伝えるのだった。


柳田教授の復顔成功率は8割を超えるという、
驚異的な数字をたたき出していた。


その柳田教授の情熱は、行方不明の妻を
探したいという願いなのだという。


福家は、写真で奥さんが指輪をしていないことを
見て、夫婦仲が冷め切っているのではないか、
と推察した。


池内の研究室から、柳田教授の手がけた15年前の
詳しい事件資料が無くなっていた。


科警研からも、その事件資料が大量に紛失していた。


福家は、柳田が資料を処分して
しまったのではないか、と考える。


池内は、持っていたマッチ入れにメモをしていた。


そのメモから、福家は突破口を得ることが
できたと二岡に告げる。


福家は、柳田の妻の実家に行ったのだった。


妻の姉の話で、柳田が妻に関わる物を
全て持って行った、と判明した。


また、科警研にも妻のデータが残っていなかった。


柳田が妻を殺害し、その遺体が出てきた際に
自分で復顔を手がけ、別人であるとしたのだった。


15年前、白骨体が長野県で発見された。


柳田はわざわざ出向き、復顔を行った。


柳田はそこで、別人の顔に捏造した。


そのことに池内は気付き、
柳田を脅迫したのだった。


福家は、

「15年前に発見された白骨遺体に関する証拠が、
 池内さんの研究室に残っていた」という。


慌てて研究室に行く柳田は、いくつもある
マッチの資料の中から、池内が所持して
いたマッチを発見する。


そのマッチは、池内がバーで貰ったものであり、
それを目にしたということは、犯行現場にいた
ということを意味する。


残っていた捜査資料から、石松は15年前の
白骨遺体で復顔を行った。


結果、柳田の妻の顔と一致した。


石松は柳田を任意同行し、過去および今回の
事件での立件を進めていくこととした。


柳田は、

「妻は浮気をしていた。口論となり、
 殺めてしまった」と自白するのだった。


いつもながら、なかなか面白いストーリーで
行きつく暇もなく、物語が進んでいくので、
あっという間に終わったという感じですね。


次回、「或る夜の出来事」 も期待します。




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