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2月5日 1番ソングSHOW 槇原敬之 中島みゆき ホームにて [芸能]

2月5日の1番ソングSHOWで気になったのが、
あの槇原敬之の選んだ1番ソング、
中島みゆきの「ホームにて」だった。


調べてみると、中島みゆき自身にとっても
「ホームにて」はお気に入りの曲のひとつで
ライブでもたびたび歌っているそうです。


最近では、 CONCERT TOUR 2007 での
歌唱が記憶に新しい。


彼女は、基本「ライブの人」という印象が非常に強い。


レコーディングされた歌に比べて、たとえ歌唱の完成度に
問題があっても、さらに、彼女のライブでは、派手な歌詞
間違いをやらかしても、それでもライブでの歌のほうが、
ほとんどの場合、遥かに感動的に迫ってくる。



だが、「ホームにて」だけはその数少ない例外である。


この曲に関して、上記の2007年ツアー版も良いが、
やはり1977年のサード・アルバム「あ・り・が・と・う」に
収録されているオリジナル・バージョンが最高である。


それは、このレコーディングでの中島みゆき自身の
ヴォーカル、故郷への遥かな想い、心の震えの
すべてを、この上なくきめ細やかな表情とともに
切々と伝えてくる歌声によるところが、最も大きい。


この解説を読んで、下記から彼女の歌声を聞いてほしい。



http://www.uta-net.com/movie/11632/



聞いて頂けたら、最後に、この曲の印象を聞いて下さい。


曲中、最初に、印象的なのが、

 「ふるさとへ向かう最終に
 乗れる人は急ぎなさいと
 やさしい、やさしい声の駅長が
 街なかに叫ぶ。」

この歌詞ですね。

 昭和50年代、「最終に乗れる人」には、なにかしらの
 「決意」や「覚悟」を持った人々がいたことでしょう。

 そんな人々の悲喜こもごもした日常を毎日みている
 駅長さんの、やさしい気遣いでは、ないでしょうか?

 中島みゆきは、そんな人々の行き交う情景を
 とらえるのが本当にうまいです。


また、曲全体のイメージとして、
 
 この曲の主人公は、ふるさとに帰りたいけれど
 帰れない人だと思います。

 街にあいさつしようとして乗り損ね、
 車内の人々をうらやましく思う。

 でも、裏を反せば、あいさつする余裕がある間は、
 ふるさとに帰らなくても、いいよってことかも?

 
 街に未練があるので何度も、心はホームに
 たたずむが、どうしても帰れない。

 けれどその郷愁は尽きることがなくて、
 都会のネオンライトでは、ゆるさと切符は、燃やせない。

 帰れない・乗れないからこそ「乗る人」ではなく
 「乗れる人」なのでしょう。


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